外貨預金から0からのFXへ移行した経験と感想
まず、最初にFXを始めようと思ったきっかけは知人に株に詳しい方がいた事です。
それ以前から円高の為、外貨預金には非常に興味がありました。
外貨預金は株よりも複雑では無さそうだなという意識もあり、また株式などの市場に詳しい人が身近にいた事もあり、まず外貨預金から始めることにしました。
外貨預金口座をインターネットバンキングで口座を作り、資金はまず10万円からはじめました。
外貨預金の主な通貨は、米ドル、豪ドル、ニュージーランドドル、ユーロ、カナダドル、スイスフラン、ポンドと8通貨を利用する事ができました。
当初は豪ドルが一番変動が安定しているとインターネットや知人のアドバイスもあり、いくらか購入しており、それと合わせて円高だったため米ドルも合わせて購入して外貨預金をしていました。
当初は気長にやっていこうと考えていた外貨預金だったのですが、次第に日々の為替変動が気になりだし、売り買いの機会が増えていっていました。
売り買いの機会が多いため、外貨預金ではFXに比べると手数料の面で非常に分が悪く損をしているような気分を感じるようになっていました。
そのためもしかしたら売買の機会が多いのであれば、為替手数料の安いFXの方が利益が出せるのではないかと思い、外貨預金からFXに移行するためにそれらについての知識、情報収集を行うようになりました。
FXに必要な外国為替と外国為替市場の基礎知識についてはこちらhttp://fx-beginner-blog.com/を参考にしてみてください。
しかし市場情報などYahooの為替掲示板で個人投資家の方々の情報を拝見させていただいたり個人トレーダーのブログは拝見させていただいたり、知人からの情報を参考にしたりと出来る限りの情報を集めていました。
情報を集め、FXで稼ごうと決め口座を準備万端でインターネットバンキングを利用して作りました。
利用可能通貨は外貨預金と同じ8通貨。
手数料は確かに外貨預金よりも安くはなっていましたが、他の同業他社に比べると高かったように思われます。
当初は一日の売買の限度数を決め、アメリカの雇用統計の発表日など大きく変動する日を調べて、通常の日は小さく、変動の大きいその日には大きく利益を出そうと画策していました。
売買をスタートしてしばらくは買ったり負けたりを繰り返していました。
利益もプラスマイナスで0ぐらいだったと記憶しています。
ここでもメインの通貨は豪ドルやニュージーランドドルといった手堅い通貨の売買が多かったです。
しかしギリシャの経済破綻などでユーロが大きく価値を下げたのをきっかけにユーロを含むその他通貨にも次第に興味を持ち始めました。
豪ドル、米ドルなどはまだ相場が安定しており、損益は五分五分だったのですが、あるときユーロで普段よりも大きく利益が出た日がありました。
その日からユーロという10数カ国を巻き込む利害関係の複雑な通貨に非常に興味をもちました。
またユーロやポンドは似たような相場の動きをするのですが、それらとは違う安定志向といいますか、市場の避難通貨という意味合いでスイスフランがありました。
ユーロやスイスフランなど自分の得意通貨を作らず、様々な通過に手を出した結果、元本割れをしてさらに5万円の資本追加を行いました。
しかし結局、素人の付け焼刃では失った元本を回収できず、合計で8万円の損を出してFXを止めることにしました。