FXで稼ぐためにたいせつなこと。
FXを初めてから8年くらいたちますが、ようやく利益が出るようになって来ました。
FXを開始した当初は、気が向いた時にチャートを覗いてなんとなく上がりそうなら買うし、下がりそうなら売るという、何の目的もない取引をダラダラと続けていました。
たまに勘があたって、利益が出ることもあれば、勘が外れて損失が出ることもあり、一進一退という感じでした。
あるとき、FXの相場が大きく動いてしまい、運悪く、相場と反対方向にポジションをとっていたために大損をしました。
それからしばらくは、トラウマになってしまってFXから足が遠のいていました。
しかし、このまま負けっぱなしというのは悔しすぎると思い、一念発起して、FXの基礎知識から勉強をはじめました。
FXでは大事な資産を動かすわけですから、中途半端な知識では危ないと思いました。
FXだけでなく、株や先物などについて書かれた本やホームページをひたすら読み、自分の何が悪くて何が良いのかをノートに書き出し、いったい、どうすれば相場の世界で生きて行けるのか、調べまくりました。
もちろん、役に立たない情報も多々ありましたが、中には、バイブルと読んでもいいような本にも出会いました。
まずは図書館でいろいろと借りて読み、気に入ったものは本屋やネットの通販で手に入れ、本文中にも線を引きまくったり、付箋を貼りまくったりしてガンガン本を汚して行きました。
そして、いくつかの、まだまだ拙くはありますが、自分なりの相場への向き合い方というものが見えて来ました。
それは、結局のところ、ルールをしっかりと決めて、必ずそれにしたがって取引をするということでした。
これが守れなければ、どれだけ利益を手に入れても意味が無い、と心に決めました。
まず、相場の先行きを占ったり、確実に当てるというのは不可能だということを思い知りました。
どんな本やホームページの解説をよんでも、それは書いてあります。
それを読むまではずっと、当たるかどうかを気にしすぎていました。
そして、外れたらヘコむという、全く意味のないことをしていました。
外れるときは外れます。
どんなプロでも、それは逃れられません。
そんな時大事なのが、リスクマネジメントです。
いったい、一つの取引のなかでいくらまでなら損失を出しても良いのか、それをまず予め決めておきます。
それ以上に損失がでそうになったら、どんな値動きをしていても手仕舞う。
これがものすごく重要だということに気付かされました。
そして、その許容できる一回の損失額は、自分の資産の何%にするべきかとか、どれくらいドローダウンしたらその週や月の取引を一旦休止するかなど、相場のプロたちが実践しているルールをまずは真似てみました。
損失の範囲が決まると、気持ちがものすごくラクになりました。
予め気持ちの整理のついている損失なので、そうなったとしてもそれほど気にはならないのです。
そこから、どんどんルールを守るということにハマって行きました。
最初から色々なルールを細かく決めてしまうと、がんじがらめになって動けなくなるので、ちょっとずつ、ルールを増やして行きました。
すると、徐々に徐々に結果が良くなってきたのです。
もちろん、変なルールを決めた月などは、損失が大きくなることもあって、そのあたりの試行錯誤は必要ですが、でも、今までと違って、何故損をしてしまったのかがわかりやすく、改善も簡単でした。
FXで稼ぐためにたいせつなのは「ルールを守る」こと。
これです。
FX初心者の肝に銘じておきたいことはこちら。
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